周瑜。字は公瑾。東呉の大都督。「美周郎」と称される。21歳で孫策とともに戦場を駆けて江東を平定した。のちに孫策が暗殺されると、引き続き弟の孫権を補佐し、孫呉の基盤を固めた。赤壁の大戦において、周瑜は軍を率いて劉備と手を組み、火計を駆使して曹操自ら率いる大軍に圧勝して、「天下三分」の基礎を築いた。戦場では智勇を兼ね備え、将兵たちの高い信頼を得た。しかし気位が高く、弱者を鼻で笑う一面があった。
諸葛亮。字は孔明。蜀漢開国の元勲。「臥竜」と称された。劉備の三顧の礼を受け、軍師として山を出た。戦火ばかりの歳月でも、優雅で楽天的な作法は変わらなかった。どんな敵に対しても、泰然自若の様子を崩さず。卓越した才知の持ち主だが夫人の黄月英の言に従い、夫人に啓発されて奇門八陣図を考案した。
貂蝉。義父・王允の養育の恩に報いるため、董卓に身をささげることを志願した。董卓と呂布の衝突をあおり、ついには董卓の暴政を終わらせた。董卓亡き後、呂布とともに四海を漂泊し、憂いのない日々をすごした。だが中原の戦火はすぐに再燃し、2人はまた乱世に巻き込まれていった……
呂布。字は奉先。「飛将」と称され、「人中の呂布、馬仲の赤兎」と恐れられた。天性の神力で苦もなく絶世の武芸を身につけ、天下無敵となった。呂布の体格は常人離れしたたくましさで、勇敢に戦い、常に目をギラつかせている。並の人間では近寄りがたい。貂蝉とともにいる時に限り、呂布は普段とは別人のようにやさしい一面を見せる。
趙雲。字は子竜。蜀漢五虎上将の1人。かつて公孫瓚配下の精鋭「白馬義従」の先鋒大将。のちに劉備に仕えた。長坂坡の戦いにおいて、単騎で曹軍の包囲に七進七出し、幼主劉禅を救い、一戦にして九州に名を広めた。沈着冷静で、自分の実力に自信を持ち、強い相手に挑戦することを好む。
司馬懿。字は仲達。大局を顧み、奇謀を善くす。細事にこだわらない人柄で、伝統を打ち破って新規の創立に長ける。曹魏の政治、経済、軍事の建設に大きく貢献したが、そのために多くの守旧勢力から排斥を受けた。飛躍した発想で、常人離れした考えを口にすることが多かった。自分でもこの欠点を意識していたが、いつも自分の表現欲を抑え切れなかった。誰もが頭を抱える凄腕の持ち主。